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 善玉菌と酵素と代謝

健康は酵素とミネラル

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善玉菌と酵素と代謝
 健康は酵素とミネラル

最近になって、ミネラル成分が生体活動に欠かせないものだという意見を聞くようになりました。
そうです、前にも述べたように、ミネラルが酵素の中核成分になりますから、不足すると酵素の活性が低下(失活)してきます。
酵素が不足すると、消化吸収、新陳代謝、排泄に至るまでの様々な生体活動が衰弱し、いろんな病気を発症したり老化が進みます。

ホウレン草が<鉄分>というミネラルを豊富に含んでいることは、よく知られています。
では、ホウレン草を育てる土壌に鉄分がなかったらどうなりますか。
ホウレン草は立派に育たないし、育ったとしてもスーパーに陳列する時には萎れてしまいます。
植物だけでなく、動物でも同じことがいえます。鉄分がなければ私たちだって立派に育たないし、血液さえも満足に作れませんから、生命活動を維持することが出来ません。

私たちの身体の99%以上は、酸素・水素・炭素・窒素・カルシウム・カリウム・ナトリウム・リン・硫黄・塩素・マグネシウムという元素またはミネラルで構成しております。
これらは、生体活動に欠かすことの出来ない必須常量元素と呼ばれています。
加えて生命維持に不可欠なのが、鉄・銅・亜鉛・マンガン・モリブデン・セレン・コバルト・クロム・ヨウ酸という9個のミネラルで、これは必須微量元素と呼ばれています。
さらに、スズ・ニッケル・バナジュウム・フッ素・珪素・ヒ素までも、生体維持には欠かせないミネラルだといわれ始めました。
そのうえに、最近の健康グッズの動向からみると、金・銀・ゲルマニウム・チタンなど稀少金属も、生体が必要とするミネラルである可能性が高いようです。

生命を維持するため、健康・成長・長寿を得るためには、これら必須元素またはミネラルを適宜摂取しなければなりませんが、どのような形で取り入れればよいのでしょうか。
鉄の釘を舐めても鉄分は補充できないし、カキ殻をバリバリ食べてもカルシウムの補充にはならず、不消化になるだけです。
なぜなら、生体が消化吸収しうるミネラルとは、糖質や有機酸など有機物と結合(キレート化)した有機ミネラルのみだからです。
結合してない無機ミネラルを身体に取り込むと、逆に嘔吐や下痢、あるいは咳が止まらなくなったり発疹するなどの拒否反応を起こすことや、何よりも消化吸収がでないことを知るべきです。

冬虫夏草と吸収可能なミネラル
では、冬虫夏草のミネラル成分について説明してみましょう。
冬虫夏草には490種類もの仲間がいます。
コウモリガから発生した高級種、芋虫やセミや蝶々から発生した、ありふれた種類などいろいろですが、しかし、食して速やかに効果を示すものは数えるほどしか有りません。
その理由に一つに、ミネラル成分の存在をあげることが出来ます。
例えば、冬虫夏草の菌株をミネラル成分の乏しい稲米に植え付けた場合、菌株は鉄分のない土壌に育つホウレン草と同様に、糖質をエサにしてある程度は成長するかも知れませんが、菌株自体に新たなミネラル成分が生成されることはないし、強い生命力を持った菌にもなりえません。
同じように、冬虫夏草の菌株に不適合なミネラルを持った基質の場合も、菌株が順調に成長しないし、それを食してもミネラル不足を解消するインパクトにはなりません。
蟻の冬虫夏草のミネラル成分は、土壌から擬黒多刺蟻の体内に取り込まれてキレート化しますが、これがそのまま冬虫夏草の菌株に取り込まれて、菌糸や子実体を生長させる要因になります。
したがってその菌株を食せば、含まれたミネラル成分が速やかに善玉菌のエサになります。
そして、産生されたミネラルイオン・アミノ酸・糖質は血管に取り込まれ、体内の臓器や筋肉に配られ貯蔵されて、然るのちに酵素として合成されます。
ミネラルが直接に体調の調節に関わったり、酵素・補酵素を形成して生命維持活動を行っていることが分かります。
これから、美しさと若さと健康維持は、ミネラルを豊富に含んだ食物を摂ること、そして速やかに消化吸収できるよう、腸内に善玉菌を増やしておくことが必要だと分かります。
 

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Last update 2009.05.10